世界に羽ばたくVisual-Kei

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 最近になってビジュアル系バンドが恐ろしい展開になってきていますが、特に雑誌「VOGUE」のフランス版などでも紹介され、既にそれは「Visual Kei」で意味が伝わるというほどまでのムーブメントとなっております。ファンション面、音楽面とどちらも評価されているそんなヴィジュアル系バンドですが、どのような部分に惹かれているのか実際に疑問に思った方も多いのではないでしょうか? そんな「何故ヴィジュアル系が海外で流行しているのか」についてこのページでは詳しく掘り下げ、リサーチしていこうかと思います。

「Visual-Kei」で伝わるということ

 日本語でも伝わる言葉にはKARATE《空手》、HENTAI(変態)、WASABI《ワサビ》、MANGA《漫画》など様々な物がありますが、「Visual-kei」もそんな言葉の一つです。ナルシストっぽい歌詞で、男がお化粧していて、ゴシカルでマニアックな印象を抱いてしまう人も多いヴィジュアル系ですが、世界ではこれらが非常にクールな物として受け入れられているようなのです。実際にパリやベルリンのCDショップなどでもこれらのジャンルのコーナーがあったり、更に海外の有名アーティストが「ヴィジュアル系は日本の素晴らしい音楽文化で、世界に誇れるものだ」と豪語しているという事実もあるのです。

 勿論KISSといったヘビメタバンドのような化粧をしたケバケバしいバンドはアメリカなどにもあるのですが、日本の筋肉質ではない奇抜さがどうやら評価を受けているようで、これはこれでオリジナルの文化として正当に評価を受けているということなのでしょう。これに関してですが、海外の学者の人の調査では、

 という日本の大きな文化が反映されたものだとしています。少し誤解もあるかもしれませんが、あながち間違いではない所に、目から鱗が落ちる気持ちにさせられますね。

ラルクとアンカフェが人気

 特にフランスなどですと、今、L'Arc~en~Cielやアンティック-珈琲店-というバンドかの二派にわかれているなどといった話も聞きます。特にこれまでに様々な国でライブなどを行っているアンティック-珈琲店-に関してはアメリカだけでなく、フィンランドや、スペインといった国にまでコアなファンがいると言います。ヘルシンキ、といった場所での動員人数もかなり多かったらしく、その総数は大阪よりも多かったという結果が出ているほどです。

海外のファンが日本語で歌う?

 特にそれらの日本のヴィジュアル系バンドが海外でライブイベントを行ってまず驚くのが、ファンたちがしっかりと掛け声に日本語で答えたり、歌などもしっかりと日本語で謳ってくれるということがあるかとおもいます。これに関しては、本当に驚愕的な事実ではあるのですが、現状Youtubeや、様々なオンラインメディアによってどの世界にある曲でも全くと言っていい程国や言語の障壁が無く、コンテンツに触れることが出来るという事情があるのでしょう。最近は南米などでもヴィジュアル系バンドが流行り始め、お店に日本のヴィジュアル系アーティストの作品がならべられたり、実際に日本からライブに来て欲しいと願う人も非常に多くいたりするという事実もあるそうです。

日本では勝算が無くても海外なら

 特に最近はヴィジュアル系バンドの日本における活動があまり強いものとはいえなくなっていることと、その収益状況もあんまり良いものとは言えないいっぽうこうした求められる国に言って活動を行うことのメリットが非常に大きくなっているのですが、実際にX JAPANなども海外進出を目指していたということもありますし、これからのヴィジュアル系の舞台は世界なのではないのかと感じさせるような出来事が沢山起こっています。特にプロモートなども一切活動を行っていないのもかかわらず、一つの流行的な文化として受け入れられているというのは本当におどろくべきことだと思いました。

影響を受けた人がバンドを作り始める

 更には、それらを「カッコイイ」と思った外国の人が、実際に日本のヴィジュアル系バンドを真似て、海外のヴィジュアル系バンドというものを結成し、更にはその知名度なども徐々に拡大していっています。化粧や、スタイルに関する理解なども驚くほど高く、これはある意味では逆輸入という形で、海外のヴィジュアル系アーティストが日本で再び流行し始めるといった現象もなかなかどうして起こりそうだと言えるようにもなってきているのです。

 かつては海外デビューや、ヨーロッパ・ツアー、そして海外でのライブといったものが夢の中の出来事として語られることが多かった時代が続いていましたが、今はそういったかつては夢だったようなものが、現実のものとしてしっかりと成り立ち、むしろプライオリティーとしてはより優先度の高いオプションとなっている点が本当に面白い状況だと思いました。

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